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覚悟

お題:「早朝の歩道橋」 「噛み付く」 「手紙」

早朝の歩道橋で彼は私を抱きしめた。
行くな、手紙を待つだけはもう嫌だ、一緒に暮らそう、と。
…胃の辺りに疼く喜びを殺すように、私は彼の首筋に柔く噛み付いた。
どれだけの覚悟で離れる今を選んだの、簡単に挫ける覚悟なら要らない、と。
…でなければ、私が挫けてしまいそうだった。
| ちいさなおはなし | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |

シンプル

お題:「深夜の庭」 「告白する」 「ココア」

真夜中、誰も居ない庭に彼を呼び出す。
眠れないと言うとすぐに来てくれた。…期待してしまう。
ベンチに並び、数日間考えに考えた言葉を投げつけようとした時、ふいにココア缶を渡された。
温かい。
気付くと涙が零れていた。
「…好き」
唇から漏れた言葉はシンプルな想いそのものだった。
| ちいさなおはなし | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |

完走報告(こはぎ)

初参加でしたが、何とか完走することが出来ました。
「とりあえず何はさておき完走する」「100首全て恋歌縛り」とだけ決め、
ここまでよたよたふらふらと走ってきました。

途中、沢山躓いて転んで、全然詠めない日もあって
目を瞑ったりえいやっとほり投げたりこね回したり、
しんどいようなでもそれ以上に楽しいような不思議な日々でした。

自分自身が何とか完走出来ることがわかったので、
来年はもう少しゆっくりじっくりしっかりと取り組んでみたいなという思いです。

五十嵐様にはこんな機会を与えて頂き本当に感謝しています。
読んでくださった方にも、たくさんたくさんのありがとうを。
| 題詠blog2011 | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) |

100:完(こはぎ)

こんなにも不完全なる最愛で君を包もう朽ち果てるまで
| 題詠blog2011 | 10:19 | comments(0) | trackbacks(0) |

099:惑(こはぎ)

触れるたび惑う心音飛び出さぬように抱いてて終焉の夜
| 題詠blog2011 | 10:17 | comments(0) | trackbacks(0) |

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