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2014/10/20

6785 さみしさを日常として怯まずにあなたを見ると決めた十月
6784 今日もまた十月の雨しぬほどに甘いことばであたためてみて
6783 崩れずにまだ崩れずに積み上げていつかはきみを失くすとしても
6782 限られた僕らの日々にたくさんの叶わないもの、たとえば寝息
6781 近づいてまた遠ざかる僕たちは繋がれた手の長さ分だけ
6780 あの秋の不用意なせつなさはもう日々に揺蕩うせつなさとなる
6779 寂しさのすべてを雨のせいにしてまた冬へゆく扉をひらく
| まいにちのうたまとめ | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

2014/10/19

6778 両腰を引き寄せられて奥深く余すことなく満たされてゆく
6777 うつ伏せがいいのかなんてそんなこと知らないけれど熱ばかり吐く
| まいにちのうたまとめ | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

2014/10/18

6776 日当たりの良い場所に植え替えてくれてだからあなたに咲けなくなった
6775 飛び出してしまいたくなる夜だからきみへの終電ルートを見てる
6774 夜を裂き西へ東へ飛ぶひかりどこにも行けず目を閉じて聴く
6773 許されぬことが許される環境でだけど特異な人になれない
6772 本来は閉じてるはずの関係に笑っておくね裏切りでさえ
6771 触れたって触れなくたって感情は死滅している硬い心臓
6770 身体中痛みが走るめちゃくちゃにされて嘘だったような青空
6769 内側をいっぱいにしてもう居ない人の残滓したたる真昼
| まいにちのうたまとめ | 15:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

2014/10/17

6768 完璧な青空だから逃げ出していいか世界でふたりくらいは
6767 公園の賑わう声を過ぎてから繋がれる手にやさしい自責
6766 さっきより二センチくらい近づいて肩と肩ならもう触れそうだ
6765 てんてんと川面を切ってゆく石に宿るあなたの手のひらの熱
6764 青空と雨雲とわたしとあなた危うさが生む時はまぶしい
| まいにちのうたまとめ | 15:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

2014/10/15

6763 詠むたびに軽くなる胃を持っていてよし5であすはたぶん晴れ空
6762 ひとつぶのインクの染みはひろがって身体の隅までかすかにあなた ☆
6761 ぱりぱりと踏みしだく葉に紛らせて泣いてしまうね見えないように ☆
6760 朝にまた歩き出すため臥す夜のタイムラインに灯る星々 ☆
6759 あたたかいかなしみでしたこれもまた水のようです報告おわり ☆
6758 やさしさに晒されるとき溢れだす雨をジンジャーエールに添える ☆
| まいにちのうたまとめ | 15:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

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