2015.01.29 Thursday
2015/1/28
7299 許してはいけませんそんな甘すぎる文字で拒絶を知らないひとよ
7298 ただひとりわたしに宛てられた文字は肯定というひかりを孕む
7297 ずるいことばかりしているたいせつなひとの心を引っ掻くような
7296 おそらくはこれから何度も読み返すたぶん最後のあなたのかけら
7295 また眠れない夜になる予感してうずくまる冷めるばかりの湯船
7294 もうずっと前のようあなたを消してひとりになったあの日の朝が
7293 初めてじゃないかなこんなさよならは「よーい、スタート」で始まる別れ
7292 さいごの日さいごの朝になりそうだ冬をこころに埋め込んでゆく
7291 突き飛ばす痛みをぐっと飲みくだしきみとちいさなさよならをする
7290 眠れそうなのはあなたのせいですねあたたかな手を夢に連れてく ☆
7298 ただひとりわたしに宛てられた文字は肯定というひかりを孕む
7297 ずるいことばかりしているたいせつなひとの心を引っ掻くような
7296 おそらくはこれから何度も読み返すたぶん最後のあなたのかけら
7295 また眠れない夜になる予感してうずくまる冷めるばかりの湯船
7294 もうずっと前のようあなたを消してひとりになったあの日の朝が
7293 初めてじゃないかなこんなさよならは「よーい、スタート」で始まる別れ
7292 さいごの日さいごの朝になりそうだ冬をこころに埋め込んでゆく
7291 突き飛ばす痛みをぐっと飲みくだしきみとちいさなさよならをする
7290 眠れそうなのはあなたのせいですねあたたかな手を夢に連れてく ☆
2015.01.29 Thursday
2015/1/27
7289 手を離すたびまたひびは広がっていつか砕ける瞬間を待つ ☆
7288 寄り添ってもらえることに目を閉じる夢の向こうでまた笑うため ☆
7287 さよならを言ってしまえばひらかれる扉あなたが消えた世界の
7286 想いあう果ての停滞すこしだけ忘れていいか雨がやむまで
7285 不相応なのだわたしはちっぽけでだいじなひとを持て余してる
7284 わたしより深く痛みを握りこむやさしい指をしずかにほどく
7283 殴る手は痛いでしょうか、もしも気が済むならそれで終わらせていい
7282 どうせなら置き去りにしてくれていいやさしいほどに真っ暗な闇
7281 こうやって割れてしまうの強すぎる恋はひとりで支えきれない
7280 あなたでは癒せないものだってある見知らぬ人がほしい夜更けも
7279 おそらくは優先順位を間違えただいじなものがありすぎるから
7278 引力の強すぎることも問題であなたをちいさく嫌いになろう
7277 二回目の冬にちいさくすれ違う冷たいゆびは冷たいままで
7276 寝息だけ聞こえる後部座席からしずかないのちを拾い集める
7275 会話すらできないまひる灰白の空はこころを濁してしまう
7274 きれいだと言われた体を映し出す鏡も少しすきになれそう
7273 わたしでは到底追いつけないひとの背中ばかりを夜更け見おくる
7272 眠るまえ今夜もすきでいることの証拠としてのおやすみの写メ ☆
7288 寄り添ってもらえることに目を閉じる夢の向こうでまた笑うため ☆
7287 さよならを言ってしまえばひらかれる扉あなたが消えた世界の
7286 想いあう果ての停滞すこしだけ忘れていいか雨がやむまで
7285 不相応なのだわたしはちっぽけでだいじなひとを持て余してる
7284 わたしより深く痛みを握りこむやさしい指をしずかにほどく
7283 殴る手は痛いでしょうか、もしも気が済むならそれで終わらせていい
7282 どうせなら置き去りにしてくれていいやさしいほどに真っ暗な闇
7281 こうやって割れてしまうの強すぎる恋はひとりで支えきれない
7280 あなたでは癒せないものだってある見知らぬ人がほしい夜更けも
7279 おそらくは優先順位を間違えただいじなものがありすぎるから
7278 引力の強すぎることも問題であなたをちいさく嫌いになろう
7277 二回目の冬にちいさくすれ違う冷たいゆびは冷たいままで
7276 寝息だけ聞こえる後部座席からしずかないのちを拾い集める
7275 会話すらできないまひる灰白の空はこころを濁してしまう
7274 きれいだと言われた体を映し出す鏡も少しすきになれそう
7273 わたしでは到底追いつけないひとの背中ばかりを夜更け見おくる
7272 眠るまえ今夜もすきでいることの証拠としてのおやすみの写メ ☆
2015.01.29 Thursday
2015/1/25
7268 この夜にふれてくれない手のひらはきっと来世も届かない花 ☆
7267 結局はひとりの夜だ なにもかも対になることのない世界で
7266 あさましくあれとも思うあの人が誰かとときを分かち合うなら
7265 遠くなるばかり心の容量をあなた以外で埋めてしまえば
7264 ゆびさきにたのしさだけを強いている今にも崩れそうな内側
7263 何故こうも痛むのだろう心なら遠くはないと知っているはず
7262 こんなにも眠いのはわたしのせいでつまり正しいあなたのせいだ
7261 ねぇあいにいっていいかなねむるためだけに隣にいてもいいかな
7260 夜更けすぎ玄関ドアは閉められて誰かのものになりにゆく音
7259 こうやってあの夜ばかり巡っては眠れなくなる あなたの勝ちだ
7258 真っ直ぐに何度も言って何度でも発熱してることばで刺して
7257 どの文字を信じるべきかまだなにもあなたのことを知らない夜更け
7256 まるで星、まるで熱、それからまるで毛布みたいなひとにだかれる
7255 さみしさを慣らせないまま目をとじる おやすみなさい、会えないあなた
7254 無茶苦茶に掻き抱く腕が浮かぶからきっとこんなに寒いのですね
7253 オレンジの灯りこぼして夜を抱く名を呼ぶたびにぴかぴかと熱
7252 沈黙の夜もぼんやりきみを待つ白熱球をこころに灯し
7251 たった一日で遠退いてしまうから一生消えない疵をください
7250 うらぎりのしるしを胸に隠し持つ六日目ふるえつづける蕾
7267 結局はひとりの夜だ なにもかも対になることのない世界で
7266 あさましくあれとも思うあの人が誰かとときを分かち合うなら
7265 遠くなるばかり心の容量をあなた以外で埋めてしまえば
7264 ゆびさきにたのしさだけを強いている今にも崩れそうな内側
7263 何故こうも痛むのだろう心なら遠くはないと知っているはず
7262 こんなにも眠いのはわたしのせいでつまり正しいあなたのせいだ
7261 ねぇあいにいっていいかなねむるためだけに隣にいてもいいかな
7260 夜更けすぎ玄関ドアは閉められて誰かのものになりにゆく音
7259 こうやってあの夜ばかり巡っては眠れなくなる あなたの勝ちだ
7258 真っ直ぐに何度も言って何度でも発熱してることばで刺して
7257 どの文字を信じるべきかまだなにもあなたのことを知らない夜更け
7256 まるで星、まるで熱、それからまるで毛布みたいなひとにだかれる
7255 さみしさを慣らせないまま目をとじる おやすみなさい、会えないあなた
7254 無茶苦茶に掻き抱く腕が浮かぶからきっとこんなに寒いのですね
7253 オレンジの灯りこぼして夜を抱く名を呼ぶたびにぴかぴかと熱
7252 沈黙の夜もぼんやりきみを待つ白熱球をこころに灯し
7251 たった一日で遠退いてしまうから一生消えない疵をください
7250 うらぎりのしるしを胸に隠し持つ六日目ふるえつづける蕾