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2015/5/27

7963 やさしいひとばかりいるから困ります泣きたくなんてなかった朝に
7962 会いたいか会いたくないかも見失い走り続ける最終カーブ
7961 バランスが崩れてゆくの感情と現実の狭間で泣く踵
| まいにちのうたまとめ | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

2015/5/26

7960 さよならの儀式としてのおはようをいつもと変わらない朝に溶く
7959 会えることただ会いにきてくれること優先順位を間違えながら
7958 理由ならなかったあなただったのも今あたたかなこの腕なのも
7957 攫われてしまえばいいかてのひらにすら触れられぬひとを手放し
7956 熱をもつ覚悟には抗えなくて「迎えに来た」はずるい呪文だ
7955 少しずつ少しずつ気付かないほどに疲れを積んで終える返信
7954 もう一度名を呼ぶことを許したら崩れてしまう胸底の壁
7953 少しだけ高めに透るその声が呼び捨てる名は甘くやわらぐ
7952 きみといた記憶ばかりだ新緑のトンネルも積み上げた小石も
7951 耳の奥取り残されたさよならを掻き消すために踏み込むペダル
7950 予想すらできてなかったさよならのその声がまだ愛おしいこと
| まいにちのうたまとめ | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

2015/5/25

7949 会いたいと言わない 会えない現実を告げてくれないやさしいひとに
7948 約束を滲ませてゆく簡単に消してしまえる文字列のひと
7947 会えなくて嬉しいよ もうこれ以上あなたを好きにならずに済んで
7946 今日すきと言わずいられた こうやって小さく淡く剥がれていくの
7945 すこしだけ離れることが許されて「すき」と言わずに終える一日
7944 はつなつはかがやきすぎる夕焼けを背にしたきみが見えなくなって ☆
7943 鮮やかに駆け下りる坂スカートの裾ひらひらと星を散らして ☆
7942 目覚めればいつもの教室 消しゴムとチャイムと初夏の背中のきみと ☆
7941 制服の背中が受けるぬくもりに隠せないほど照るアンタレス ☆
7940 重くなる目蓋閉じればきららかにふたりで宇宙遊泳の午後 ☆
7939 ぱくぱくと呼吸をすればまるでこい紺の鱗が満たす教室 ☆
7938 平日よ消えてしまえよあのひとのいない世界を始めるために
7937 遠いまま終われば消してゆけそうでもう月曜は来なくてもいい
| まいにちのうたまとめ | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

2015/5/24

7936 執着は示されていて愛情と思えば淡くひりつく肋
7935 ことばすら送りあえない日常に記憶ばかりを並べて過ごす
7934 映さないものを増やして閉じてゆくまぶたの裏に仕舞う傷跡
7933 真夜中にホットケーキを焼いているお腹のなかでおひさまひかれ
| まいにちのうたまとめ | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

2015/5/23

7932 会うたびに黄色いお茶を飲んでいるきみを浮かべて選ぶ綾鷹
7931 溜息は青く沈んでとめどなく零れ零れる液晶の上
7930 全部全部あなたのせいだ さみしさもかなしさも今日青空なのも
7929 あのひとの言葉はもはや宇宙語で今日も銀河の彼方から降る
7928 さよならはしないできない誰よりもひとを愛した愛すべきひと
7927 なにひとつ言えないことばを持ち得ない差し掛ける傘すら届かない
7926 どれほどに傷つければ気が済むんだろう笑顔で芯を切り刻むひと
| まいにちのうたまとめ | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

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